休むことこそ働くこと

周りの人が忙しくしていたりする時に休んだり、ノンビリしてたりすると、何となく罪悪感を感じますよね!

でもどうして、そんな気持ちになるんでしょう?

『三年寝太郎』の話は皆さんも聞いたことがあると思います。

貧しい村で寝てばかりいる怠け者の寝太郎が、ある日突然起き出して誰も考えなかったようなアイデアで、村を救うというようなお話です。

寝太郎はただ怠けていたわけじゃなく、批判を浴びながらも村を救うアイデアを真剣に考え続けていたんです。

仮に寝太郎が毎日、皆と同じように日々の仕事に追われていたら、おそらく村を救う深い知恵は浮かばないで、思いついたとしてもそれを実行する体力、気力は残されていなかったのではないでしょうか?

休むことと働くことは、まるで正反対のように思われますが、どちらも同じように大切なんです。

 

幼少期に知的障害があると言われていた、天才科学者のアインシュタインは 『問題を生み出した思考では、その問題は解決できない』 と言ったそうです。

休むからこそ大切な働きが生まれることもあるんです。

そうは言っても、 『みんなで休んでいたら、世の中回らないじゃないか』 と思う人もいるかもしれません。

どうしたら世の中が回るようになるのかを真剣に考えている、そんな素敵な人こそが、たっぷり休んでみんなが驚くような閃きや行動力を発揮してほしいものです。

誰もが慌ただしく働く今の時代 『のんびりしたい』 と思う皆さんは、本当に純粋で素敵な心の持ち主です!

のんびりしたいと思ったときは、何億年も受け継がれてきたDNAが、何かを皆さんに訴えかけている時なんです。

それは、生きることに深い次元で向き合う準備ができた兆しとも言えると思います。

その素晴らしい感性を共有できる人たちとの出会いを大切にして、しっかり休もうではありませんか!

大いにのんびりして、本当に世の中が良くなるためにできることは何かを見極めて、そこに全力を尽くしましょうね!

 

感謝